小学生の室内遊び|家でできる遊びを人数・準備・興味から選ぼう
雨の日や暑い日、予定のない休日。「今日は家で何して遊ぼう?」と迷うことはありませんか。
小学生の室内遊びには、道具なしですぐできる遊び、家の中で体を動かす遊び、じっくり考えるゲーム、工作や実験など、さまざまな楽しみ方があります。この記事では、家でできる室内遊びを20種類紹介します。
遊びを探すときは、「何人で遊ぶか」「どのくらい準備できるか」「今日は何をしたいか」の3つから考えると、その日に合った候補を絞れます。
低学年から高学年まで、同じ遊びでもルールや難易度を少し変えることで楽しみ方を広げられます。人数や準備、子どもの興味に合わせて、「今日はこれをやってみよう」と思える遊びを探してみてください。
小学生の室内遊びは「人数・準備・やりたいこと」で選ぶ

室内遊びを探すときは、いきなり「何をする?」と考えるより、まずはその日の条件から考えてみましょう。
たとえば、
・今日は一人で遊ぶのか、きょうだいや家族と遊ぶのか
・すぐ始めたいのか、少し準備してもよいのか
・体を動かしたいのか、座ってじっくり楽しみたいのか
を考えてみましょう。
家でできる室内遊び例
| 遊び | 人数の目安 | 準備 | 遊び方のタイプ | 高学年向けの工夫 |
|---|---|---|---|---|
| 絵しりとり | 2人~ | 少ない | 考える | テーマや時間制限を決める |
| ジェスチャーゲーム | 2人~ | ほぼ不要 | 考える・動く | 難しいお題を自分たちで作る |
| 紙コップタワー | 1人~ | 少ない | 作る | 高さや時間を競う |
| ペットボトルボウリング | 1人~ | 少ない | 動く | 転がす位置や得点を工夫する |
| 風船バレー | 2人~ | 少ない | 動く | 回数やエリアなどルールを加える |
| 宝探しゲーム | 1人~ | 少し必要 | 考える・動く | 謎や暗号を自分で作る |
| カード・ボードゲーム | 2人~ | ゲームによる | 考える | 戦略性のあるゲームを選ぶ |
| 折り紙・工作 | 1人~ | 少し必要 | 作る | 設計から自分で考える |
| 実験・科学遊び | 1人~ | 内容による | 試す | 条件を変えて結果を比べる |
| 回路・プログラミング玩具 | 1人~ | 玩具による | 作る・試す | 課題や組み方を自分で考える |
※準備の程度は遊び方によって変わります。家にある材料を使う場合の目安です。
低学年だから簡単な遊び、高学年だから難しい遊び、と年齢だけで分ける必要はありません。
同じ遊びでも、ルールやゴールを少し変えることで楽しみ方を広げられます。
道具なし・少ない準備ですぐできる室内遊び

「今すぐ何かしたい」というときは、家にあるものだけ、または道具なしで始められる遊びが便利です。ルールを少し変えれば、高学年でも楽しみ方を広げられます。

【絵しりとり】
人数:2人~|準備:紙・ペン
言葉を書かず、絵だけでしりとりをつなげます。何を描いたのか相手が分からないところも楽しさの一つ。高学年なら「30秒以内」など時間制限を付けても遊べます。
【制限つきしりとり】
人数:2人~|準備:なし
普通のしりとりに「食べ物だけ」「4文字以上」「家の中にあるもの」など条件を加えます。慣れてきたら、10秒以内に答えるルールにするとテンポよく遊べます。
【10秒ぴったりストップ】
人数:1人~|準備:時計・スマートフォンなど
時計を見ずにスタートし、「10秒たった」と思ったところでストップ。実際の時間との差を比べます。15秒、30秒と長くしたり、家族で誤差の小ささを競ったりできます。
【ストーリーリレー】
人数:2人~|準備:なし
最初の人が「ある日、○○が……」と一文を作り、順番に一文ずつ続きを考えます。「宇宙」「学校」「100年後」などテーマを決めると、思いがけない物語に発展します。

【ジェスチャーゲーム】
人数:2人~|準備:なし
一人がお題を声に出さず、動きだけで表現し、ほかの人が答えます。「動物」「スポーツ」「学校にあるもの」などテーマを決めると、お題も考えやすくなります。
家の中で体を動かせる室内遊び

室内でも、十分なスペースを確保すれば体を動かして遊べます。始める前に床のおもちゃや家具の位置を確認し、安全に動ける範囲を作っておきましょう。

【風船バレー】
人数:2人~ | 準備:風船
風船を床に落とさないよう手で打ち合います。「10回続ける」「ここから外に出さない」などルールを加えても楽しめます。割れた風船はすぐに片付けましょう。
【新聞紙じゃんけん】
人数:2人~|準備:新聞紙
広げた新聞紙の上に立ってじゃんけんし、負けた人は新聞紙を半分に折ります。だんだん狭くなる新聞紙から足が出たら終了。滑らない場所で、飛び跳ねずに遊びましょう。
【ペットボトルボウリング】
人数:1人~|準備:空のペットボトル・やわらかいボール
空のペットボトルを並べ、ボールを転がして倒します。ペットボトルごとに点数を変えたり、転がす位置を少しずつ遠くしたりすると難易度を調整できます。

【床はマグマゲーム】
人数:1人~|準備:紙・タオル・座布団など
床を「マグマ」に見立て、あらかじめ決めた安全地帯だけを通ってゴールを目指します。家具の上に登ったり、離れた場所へ飛び移ったりしないルールにしましょう。滑りやすい紙やタオルを足場として使うのは避けます。

【ミラーゲーム】
人数:2人|準備:なし
2人で向かい合い、一人がゆっくり動き、もう一人が鏡のように同じ動きをまねします。途中で役割を交代。座ったままでも遊べるので、広いスペースがない場合にも向いています。
じっくり考えて楽しむゲーム・遊び

動き回らず、問題を考えたり、推理したりする遊びも室内遊びの定番です。高学年なら、遊ぶだけでなく「問題を作る側」に回ると楽しみ方が広がります。

【家の中スカベンジャーハント】
人数:1人~|準備:探すものリスト
「赤いものを3つ」「丸いもの」「電気で動くもの」など、条件に合うものを家の中から探します。宝探しのように物を隠す必要がないので、思い立ったときに始めやすい遊びです。

【3ヒントクイズ】
人数:2人~|準備:なし
答えになるものを一つ決め、「丸いです」「食べ物です」「赤いものもあります」のように3つのヒントを出します。答えた人が次の出題者になれば、そのまま続けられます。
【数当て推理ゲーム】
人数:2人~|準備:なし
出題者が1~100の中から数字を一つ決めます。回答するたびに「もっと大きい」「もっと小さい」とヒントを出し、何回で正解できるか挑戦します。

【宝探し・謎解きゲーム】
人数:1人~|準備:紙・ペン・隠すもの
「冷たいものが入っている場所」「歯磨きをする場所」などのヒントを順番にたどり、最後の宝物を探します。高学年なら暗号や計算問題をヒントにしても楽しめます。
→ 詳しい遊び方は「小学生向け宝探しゲーム」の記事へ。
作る・試すのが好きな子に合う室内遊び

手を動かしたり、「こうしたらどうなる?」と試したりするのが好きな子には、作った後も工夫できる遊びがあります。完成することだけでなく、形や条件を変えて試せるものを選ぶと遊びを広げやすくなります。
身近な材料でできる工作・チャレンジ遊び

【紙の橋チャレンジ】
人数:1人~|準備:紙・同じ重さの小物
2つの箱などの間に紙を渡して橋を作り、どれくらいの重さを支えられるか試します。平らな紙、折った紙、丸めた紙など形を変え、どの形が丈夫か比べてみましょう。

【紙飛行機の飛び方比べ】
人数:1人~|準備:紙
形の違う紙飛行機を作り、同じ場所から飛ばして距離や飛び方を比べます。「翼の幅を変える」「折り方を一か所だけ変える」など、条件を一つずつ変えると違いを比べやすくなります。人や照明などに向けて飛ばさず、周囲に十分なスペースを確保して遊びましょう。
【紙コップタワーチャレンジ】
人数:1人~|準備:紙コップ
紙コップを積み、できるだけ高いタワーを作ります。「10個だけ使う」「2分以内」「倒れずに10秒立てば成功」など条件を変えると、形を考える遊びに発展します。
【折り紙・紙工作】
人数:1人~|準備:折り紙・紙・はさみなど
折り紙や紙を使って、動物、箱、建物などを作ります。見本通りに作った後、「もっと高くする」「動くようにする」など自分なりの工夫を加えても楽しめます。はさみを使う場合は、子どもの年齢や扱い方に合わせて保護者が見守りましょう。
→ 手先を使う遊びは関連記事でさらに紹介しています。
電子回路やプログラミングの仕組みに触れる遊び

人数:1人~|準備:電子回路玩具
電子回路のパーツを組み合わせ、光る・音が鳴る・動くなどの仕組みを試します。うまく動かないときは、つなぎ方を確認しながら組み直してみましょう。
電脳サーキット®は、スナップ式のパーツを使って電子回路を組み立てるシリーズです。基本のセットの他、光の実験、自然エネルギーの実験などが楽しめるタイプもあります。

人数:1人~|準備:プログラミング玩具
「前へ進む」「曲がる」などの指示を順番に組み合わせ、ロボットを動かします。思った場所へ進まなければ、指示の順番を変えてもう一度試します。
プローボは、カードを使ってロボットの動きを考えるプログラミングトイです。画面を使わずに、順番を組み立てて試せるのが特徴です。
高学年でも室内遊びを楽しみやすくする3つの工夫

小学校高学年になると、低学年のころに楽しんでいた遊びを「もう子どもっぽい」と感じることもあるかもしれません。
そんなときは、遊び自体を変える前に、ルールや役割を少し変えてみましょう。
1.時間・得点・回数などの条件を加える
紙コップタワーなら「2分以内」、ボウリングなら「3回の合計点」など、分かりやすい条件を決めます。
同じ遊びでも、自分の記録を更新する目標ができると楽しみ方が変わります。
2.問題やルールを子どもに作ってもらう
高学年なら、遊ぶだけでなく「作る側」に回るのも一案です。
宝探しならヒントを考える。
クイズなら出題する。
ボードゲームなら新しいルールを考える。
保護者がすべて準備する必要もなくなります。
3.「完成」「記録更新」「ミッション」などゴールを決める
「何となく遊ぶ」より、
・一番高いタワーを作る
・家族が楽しめる謎を作る
・3種類の紙飛行機を比較する
・指定した動きをする回路を作る
など、ゴールがある方が取り組みやすい子もいます。
子どもの様子を見ながら、その日の気分に合う楽しみ方を選びましょう。
夏休み・冬休みは、過ごし方に合わせて遊びを選ぶ
夏休みや冬休みなどの長期休みは、普段の休日より家で過ごす時間が長くなることもあります。そんなときは、短時間ですぐできる遊びだけでなく、少し時間をかけて取り組める遊びも選択肢になります。
たとえば、夏休みなら工作や実験、料理などじっくり取り組めるもの、冬休みなら家族で楽しめるゲームなど。家庭の予定やその日の過ごし方に合わせて、いくつか候補を用意しておけるとよいですね。
まとめ|その日の条件から「これならできそう」を選ぼう

小学生の室内遊びは、特別な道具や新しいおもちゃがなくても始められます。
迷ったら、まずは、
・何人で遊ぶ?
・すぐ始めたい?少し準備できる?
・体を動かしたい?考えたい?作りたい?
の3つから選んでみましょう。
同じ遊びでも、ルールを変えたり、子ども自身がお題を考えたりすれば、高学年まで楽しみ方を広げられます。
そして、作ることや「どうして?」と試すことに興味を持ったら、工作、実験、回路、プログラミングなども室内遊びの選択肢になります。
たくさんの遊びを用意することより、その日に「これならやってみたい」と思えるものが一つ見つかることを大切にしてみてください。
※本記事で紹介している「電脳サーキット」「プローボ」は、知育玩具名品館が輸入・販売している商品です。商品を選ぶ際は、各商品ページに記載された対象年齢、セット内容、使用上の注意をご確認ください。
