小学生のクリスマスプレゼント、どう選ぶ?子どもの「欲しい」と親の希望が違うときの選び方
「サンタさんには、これをお願いする!」
子どもから欲しいものを聞いて、「そうきたか……」と思ったことはありませんか。
子どもが欲しいものをプレゼントして喜ばせたい。
その一方で、
「ゲームや動画以外にも、夢中になれるものを見つけてほしい」
「せっかくなら、遊びながら何かを学べるものがいい」
「今好きなことを、もう少し深く楽しめるものはないかな」
そんな思いも浮かびます。
クリスマスプレゼントには、子どもの「これが欲しい!」と、親の「こんなものにも出会ってほしい」が、ぴったり重なることもあれば、まったく違うこともあります。
そんなときは、どちらか一方に合わせることから考えるより、まず子どもがそのプレゼントの「どこを好きなのか」を知ってみます。
そこに予算や対象年齢、安全性、家庭で大切にしたいことを重ねていくと、最初には思いつかなかった候補が見つかることもあります。
この記事では、子どもの「欲しい」を大切にしながら、親も納得できるクリスマスプレゼントを楽しく探すための5つのステップを紹介します。
迷ったら、まずこの5ステップでプレゼントを選んでみる
子どもの希望と親の希望が大きく違うときも、順番に整理するとプレゼント候補を探しやすくなります。

1.まず「欲しいもの」を自由に出してみる
サンタさんへのお願いでも、家族へのリクエストでもOKです。最初から一つに絞らず、「これもいい」「あれも楽しそう」と候補を出してみます。
2.「それのどこが好き?」を聞いてみる
商品名だけでなく、何をして遊びたいのか、どんなところに惹かれているのかを聞いてみます。ここで見つかった子どもの「好き」が、次の候補を探す手掛かりになります。
3.親側の条件を確認する
予算、対象年齢、安全性、家庭のルール、遊ぶ場所など、「ここは大切」という条件を整理します。
4.「好き」と条件が重なる候補を探す
最初の希望が条件に合えば、そのまま有力な候補です。条件が合わなかったり、親子の希望が大きく離れていたりするときは、子どもの「好き」を残しながら別の候補も広げてみます。
5.最後は「どう渡すか」も楽しむ
サンタさんへの手紙、ラッピング、置き場所など、クリスマス当日の演出も楽しみます。
子どもの「欲しい」と親の「選びたい」は違って当然

親子の希望が近いこともあれば、まったく違う方向を向くこともあります。その違いは、子どもの今の興味を知る手掛かりになります。
親がクリスマスプレゼントに、
・長く遊べるものがいい
・工作やものづくりも楽しんでほしい
・体を動かせるものもいい
・本や科学に興味が広がったらうれしい
と考えることもあるでしょう。
一方、子どもは「友達と遊びたい」「このキャラクターが好き」「自分でも作ってみたい」など、目の前にある楽しさに惹かれているかもしれません。
どちらもプレゼント選びの大切な材料です。
親子の希望が違ったときこそ、
「この子は今、何に夢中なんだろう?」
と考えてみると、候補を見る目も少し変わってきます。
親が選びたいものと、子どもが欲しいものは実際に違う
楽天ブックスが2025年にユーザー1,503人を対象に行った調査では、「親が贈りたいプレゼント」の1位は知育玩具41.7%でした。
一方、「子どもが欲しいプレゼント」の1位はキャラクターグッズ37.0%です。ゲーム機でも、子ども側では15.4%、親側では5.6%と大きな差がありました。
興味深いのは、プレゼントを決める際に89.1%が「子どもの希望」を重視していたことです。
保護者自身にも選びたいものはありながら、実際のプレゼント選びでは子どもの希望も大切にしている家庭の様子が数字に表れています。
なお、この調査は楽天ブックスユーザーを対象としたもので、日本のすべての家庭を代表する数字ではありません。
まずは「それのどこが好き?」を聞いてみる

子どもの「欲しい」をプレゼント選びにつなげるコツは、商品名だけでなく、どこに惹かれているのかを知ることです。
たとえば「ゲームが欲しい」と言っていても、
「好きなキャラクターが出てくるから」
「友達と一緒に遊びたいから」
「ステージを攻略するのが楽しそうだから」
「自分で建物や世界を作れるから」
では、同じゲームでも好きなところが違います。
ロボットが欲しい場合も、
「動いているところがかっこいい」
「自分で組み立てたい」
「好きなように動かしてみたい」
など、興味の中心はさまざまです。
そんなときは、
「それのどこが面白そう?」
「手に入ったら何して遊びたい?」
くらいの聞き方で十分です。
プレゼントについて話しているうちに、子ども自身も「自分はここが好きなんだ」と気づくことがあります。
そして親にも、その子が今どんなことに興味を持っているのかが見えてきます。
9~12歳ではYouTubeが「欲しい」のきっかけになることも
バンダイが3~12歳の子どもを持つ保護者600人を対象に行った調査では、欲しいクリスマスプレゼントを知ったきっかけは、全体では「店頭」が29%で1位でした。
年齢別に見ると、9~12歳ではYouTubeの割合が最も高くなっています。
小学生、とくに高学年に近づくほど、店頭だけでなく動画やオンライン上で「これ、面白そう!」に出会う機会も増えます。
「YouTubeで見たんだ」で終わらせず、
「どんなところが面白そうだった?」
まで聞いてみると、「欲しい」の奥にある興味を知るヒントになります。
親側は「これなら安心して選べる」という条件を整理する

子どもの「好き」が見えてきたら、次は家庭で安心して選べる条件を整理します。
たとえば、
・予算
・対象年齢や安全性
・ゲームやスマホの家庭ルール
・遊ぶ場所や収納スペース
・電池や端末など、別に必要なもの
などです。
全部を条件にするのではなく、「わが家ではここは大切」というものだけ決めておくと、候補を絞りやすくなります。
「せっかくなら学びにつながるものを」という親の思いも、条件ではなく、子どもの興味と重なったらうれしい希望の一つとして考えると選択肢が広がります。
希望が大きく違うときも、「好き」を残して候補を広げる

親子で思い描いているプレゼントが違うときは、商品そのものではなく「何が好きなのか」に目を向けてみます。
たとえば、
・ゲームが好き → 友達と遊ぶのが好き? 自分で考えて進めるのが好き?
・ロボットが好き → 動かしたい? 組み立てたい?
・実験動画が好き → 見るのが好き? 自分でも試してみたい?
こうして「好き」の中身が分かると、最初に欲しがっていたもの以外にも候補を広げやすくなります。
もちろん、最初の希望が予算や対象年齢、家庭のルールに合っているなら、そのまま選ぶのも素敵です。
別のものに変えるのではなく、子どもの「好き」を手掛かりに選択肢を増やす。
それくらいの感覚で考えると、プレゼント選びも楽しくなります。
具体的なおもちゃを探すときは年齢・興味別の記事へ
小学生といっても、低学年から高学年まで、遊びやすい玩具や楽しみ方は大きく変わります。
子どもの「好き」が見えてきたら、年齢や興味に合う具体的な候補を探してみましょう。
ロボット・仕組み好き|プログラミングおもちゃを探す
7歳|一人で遊びやすいおもちゃ・知育玩具を探す
8歳|今ハマっていることからプレゼントを選ぶ
9歳|誕生日・クリスマスのプレゼント選びに迷ったら
科学好き|実験・科学玩具のおすすめを探す
欲しいものを相談しても、クリスマスのワクワクは残せる

プレゼントの中身をある程度相談しても、クリスマスならではのワクワクはたっぷり残せます。
小学生のクリスマスには、家庭によっていろいろな形があります。
サンタさんにお願いしたプレゼントが届く家庭。
親から直接プレゼントを渡す家庭。
サンタさんからと家族から、両方のプレゼントがある家庭。
サンタさんを楽しみにしている子なら、「何をお願いしよう?」と考えるところからクリスマスイベントが始まります。
親から渡す家庭なら、いくつか候補を見ながら一緒に選ぶ時間も楽しめます。
そして、
「何をお願いするか」は一緒に考える。
「どうやって届くか」は当日までのお楽しみ。
という方法もあります。
ラッピングを工夫する。
ツリーの下に置く。
朝起きたら枕元にある。
宝探しのようにヒントを用意する。
プレゼントの中身を知っていても、「どう受け取るか」にはまだたくさんの楽しみを作れます。
サプライズを「渡し方」で楽しむ家庭は多い
日本トイザらスが2021年に3~8歳の子どもを持つ保護者1,200人を対象に行った調査では、 9割近くの子どもがサンタさんからプレゼントを受け取り、14.6%はサンタさんと親の両方からプレゼントを受け取っていました。
サンタさんからのプレゼントは、約8割が手紙などでお願いしたものです。つまり、欲しいものが分かっていても、サンタさんから届くワクワクは楽しめます。
また、バンダイが2025年に3~12歳の子どもを持つ保護者600人を対象に行った調査では、 83.7%がプレゼントを渡すときに何らかの工夫をしていました。
「朝起きたら枕元に置く」が32.3%、「ラッピングを豪華にする」が24.8%、「クリスマスツリーの下に置く」が20.8%です。
「何をもらうか」と「どうもらうか」。
この二つを分けて考えると、プレゼントを相談しながら選ぶ家庭でも、クリスマスらしいサプライズを楽しめます。
まとめ|クリスマスプレゼント選びは、子どもの「好き」を知る時間

小学生のクリスマスプレゼントは、親子の希望がぴったり重なる年もあれば、
「そんなものが欲しかったの?」
と驚くほど、まったく違う年もあります。
その違いも含めて、今の子どもの「好き」に出会えることが、プレゼント選びの面白さです。
まず欲しいものを聞いてみる。
次に、
「それのどこが好き?」
ともう一歩だけ聞いてみる。
作るのが好き。
動かすのが好き。
友達と遊ぶのが好き。
好きなキャラクターの世界をもっと楽しみたい。
その「好き」が分かれば、最初に思い浮かべた一つの商品だけでなく、いろいろな候補を一緒に探せます。
そこに、予算や対象年齢、安全性など、親が大切にしたい条件を重ねていきます。
そして最後は、親子が「これ、楽しそうだね」と思えるものを選ぶ。
何を買うかだけでなく、「今、この子は何が好きなんだろう」と一緒に考える時間まで楽しむ。
そんなプレゼント選びができたら、箱を開ける前から、今年のクリスマスの思い出はもう始まっています。
「好き」が科学・ものづくりに向いていたら
プレゼント選びを考える中で、
「作ることが好き」
「仕組みを見ると試したくなる」
「自分で動かしてみたい」
そんな興味が見えてきたら、科学玩具やプログラミング玩具も候補の一つです。
電気や回路を、自分で組んで試してみたい子には
パーツを組み合わせながら、実際に回路を作って試せる「電脳サーキット」。
→ 電脳サーキットはどんな玩具?シリーズを見る
考えた手順どおりに動かすことを楽しみたい子には
命令カードを組み合わせて、ロボットを動かして遊ぶ「プローボ」。
→ プローボはどんな遊びができる?詳しく見る
