2026.02.12 COLUMN
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入学準備はいつから?小学校の年間スケジュールとやることリスト

桜並木を歩く小学校1年生

小学校への入学は、子どもにとっても親にとっても大きな節目です。
うれしい反面、「入学準備って、いつから何をすればいいんだろう?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

準備をバタバタせず進めるには、まず1年の流れをざっくりつかんで、時期ごとに“やること”の目安を整理しておくと安心です。

この記事では、ランドセル選びから学用品の購入、生活習慣の見直しまで、入学準備の全体像をわかりやすくまとめました。
できるところから少しずつ進めて、気持ちよく入学式を迎えるための参考にしてみてください。

※2月上旬の今からでも、入学説明会後に必要になる「学用品の購入」「名前付け」「生活リズムの調整」などは十分間に合います。直前期のチェックリストとしても、来年度以降の準備用としても、必要なところから活用してください。

この記事の目次

小学校の入学準備は1年前から!まずは年間スケジュールを把握しよう

スケジュールイメージ

小学校の入学準備は、入学の約1年前、お子さんが年長になる春から始めるのが一般的です。
特にランドセル選びは年々早期化しています。
1年間の大まかなスケジュールを把握することで、焦らず計画的に準備を進められます。

1年生になる子供が安心して学校生活をスタートできるよう、親子で楽しみながら取り組むことが大切です。

【年間ロードマップ】小学校入学準備の全体像と時期別の流れ

スケジュールイメージ

小学校入学までの1年間は、想像以上にやることが多いものです。
準備をスムーズに進めるためにも、全体のスケジュールをざっくり把握し、時期ごとに何をするかを見通しておくと安心です。

「入学準備はいつから始める?」と迷ったときに、まず全体像をつかめるように、年長さんの4月から入学式までの流れを時期別に整理しました。

年間ロードマップ早見表

時期主な準備ポイント
4月~8月ランドセル選び(ラン活)人気モデルは早めに動くと安心
9月~11月就学時健診/入学先の確定通知・書類の見落としを防ぐ
12月~1月学童の申込み/生活リズムの準備冬休みは「整える」に使いやすい
1月~2月入学説明会で最終確認学用品リストの確認が最重要
2月~3月学用品の購入/名前付け分けて進めるとラストがラク

※自治体・学校により時期が前後することがあります。目安としてご覧ください。

■入学前の家庭時間に、“考える力”や「なぜ?」を育てる遊びも取り入れたい方へ

遊びの中で“考える→試す→直す”が自然に起きる工夫や、身の回りの不思議にワクワクできる科学玩具のアイデアをまとめました。
子供の「なぜ?」を育む!おすすめ科学玩具で楽しく学ぼう

春夏秋冬イメージ

4月~8月(入学1年前):最重要!ランドセル選び(ラン活)の開始

4月入学に向けた準備の第一歩は、ランドセル選び、通称「ラン活」から始まります。

人気のモデルや工房系のランドセルは、早い時期に売り切れてしまうことも少なくありません。
夏休み頃までに購入を終える家庭が多いため、年長の春から情報収集を始めましょう。

カタログ請求や店舗での実物確認、展示会への参加などを通じて、子供の体に合い、6年間愛用できるものを選ぶことが重要です。
親子で意見を出し合いながら、お気に入りのランドセルを見つける時間を楽しんでください。

9月~11月(秋):就学時健診と入学先の確定

幼稚園や保育園の2学期が始まると、入学準備も本格化します。

10月頃に自治体から「就学時健康診断」の通知が届き、指定された日時・場所で健康診断を受けます。
この健診は、子供の健康状態を把握し、安心して学校生活を送れるようにするためのものです。

また、この時期には住民票に基づいて入学する小学校が記載された「就学通知書」が届き、正式に入学先が確定します。
私立や国立の小学校を受験する場合は、各学校のスケジュールに沿って準備を進める必要があります。

12月~1月(冬):学童保育の申し込みと情報収集

冬休みに入る頃、共働きの家庭では学童保育の申し込みが重要なタスクとなります。

自治体によって申込期間や必要書類が異なるため、早めに情報を集めて準備を進めましょう。
定員を超える希望者がいる場合は選考となることもあるため、期限内に確実に手続きを済ませることが肝心です。

また、この時期は比較的時間に余裕があるため、入学に向けて生活リズムを整え始めたり、学習習慣について考えたりする良い機会です。

机に向かう前の“準備運動”として、遊びの中で手順を考えたり、説明書を見て作ったりするような知育玩具を取り入れるのも一案です(例: 遊びながら学べる知育玩具)。

先輩ママから情報を集めるなど、入学後の生活を具体的にイメージしておくと安心です。

1月~2月(入学直前):入学説明会で最終確認

入学する年の1月から2月にかけて、多くの小学校で入学説明会が開催されます。

この説明会は、入学準備における最も重要なイベントの一つです。
学校生活のルール、年間の行事予定、そして最も大切な「学用品リスト」が配布されます。

学校指定の持ち物やサイズの規定など、細かい指示があるため、聞き漏らさないようにしましょう。
この説明会で得た情報をもとに、最終的な買い出しリストを完成させ、本格的な購入準備に入ります。

2月~3月(ラストスパート):学用品の購入と名前付け作業

入学説明会が終わると、いよいよ準備はラストスパートです。

配布されたリストを元に、文房具、体操着、上履きなどの学用品を揃え始めましょう。
特に2月から3月にかけては、多くの家庭が一斉に購入に動くため、人気の商品は品薄になることもあります。

そして、購入した全ての持ち物への名前付けが待っています。
算数セットのおはじきや色鉛筆一本一本まで、膨大な量の作業は想像以上に大変です。
計画的に進めないと、入学式直前に慌てることになります。

【準備の進め方】入学説明会の前後で分けて、ムダなく段取り

新一年生準備イメージ

小学校入学に必要なものは多岐にわたりますが、すべてのアイテムを一度に揃える必要はありません。
「入学説明会より前に買っても良いもの」と「学校の指定を確認してから買うべきもの」に分けてリスト化し、計画的に準備を進めるのが賢い方法です。
無駄な出費や買い直しを防ぐためにも、焦らず着実に準備を進めましょう。

入学説明会より前に購入しておいて良いもの

入学説明会を待たずに購入できる代表格は、ランドセルです。
ランドセルは学校からの指定がないため、子供の好みや体格、家庭の方針に合わせて自由に選べます。

また、学習机や椅子、子供部屋の収納家具なども、入学後の生活を見据えて早めに検討・購入しておくと良いでしょう。

これらの大型家具は、設置や組み立てに時間がかかる場合があるため、余裕を持ったスケジュールで準備するのがおすすめです。
ただし、キャラクターデザインの防犯ブザーやハンカチ、ティッシュなどは、学校によっては規定がある可能性もゼロではないため、シンプルなものを選ぶのが無難です。

入学説明会で学校の指定を確認してから買うべきもの

入学説明会で必ず確認したいのが、学校指定の学用品です。
特に、体操着、上履き、防災頭巾などは、学校指定のものを購入する必要があります。
また、文房具に関しても、キャラクター禁止や「無地のもの」といった指定があることが多いです。

手提げバッグや上履き入れなどの布製品も、サイズやデザインに細かい指定がある場合があります。
給食で使うエプロンや三角巾も同様です。
これらの持ち物は、配布されるリストをよく確認し、指定されたサイズや仕様に合った必要なものを正確に揃えることが重要です。
焦って先に買うと、買い直しになる可能性があるので注意しましょう。

意外と大変?膨大な名前付けを乗り切るコツと便利グッズ

小学校の持ち物には、すべて名前を書く必要があります。
算数セットのおはじきや計算カード、色鉛筆一本一本に至るまで、その数は想像以上。入学準備の中でも「ここが一番大変だった…」という声が多い作業です。

少しでもラクに進めるコツは、一気にやろうとせず、先に“仕分け”してから作業に入ること
たとえば「大きいもの(体操服袋など)」「文具」「算数セット」のように分けておくだけで、迷いが減って手が止まりにくくなります。

作業をスムーズにするために、家庭でよく使われている便利グッズもいくつかあります。
たとえば、ポンと押せて時短になるお名前スタンプ、洗濯物に対応しやすい布用のアイロンシール、水筒や文具に貼りやすい耐水のお名前シールなど。
算数セットのように細かいパーツが多い場合は、極小サイズのシールピンセット付きのタイプがあると作業がぐっとラクになります。

どれを選ぶにしても、ポイントは「貼る/押す場所」に合っているか。
布・プラスチック・紙など素材によって相性が違うので、持ち物の種類に合わせて使い分けると、仕上がりもきれいで剥がれにくくなります。

負担を分散するための目安もひとつ。名前付けは入学の2〜3週間前から、少しずつ始められると安心です。
進め方に迷ったら、ざっくり 「大物(袋もの・衣類)→文具→算数セット」 の順にすると、達成感が出て続けやすくなります。

準備の合間に、遊びで「考える力」も。
親子で少し息抜きしながら「考える力」につながる遊びも取り入れてみるのもおすすめです。
ゲーム感覚で“プログラミング的思考”を育てるヒントはこちら。
プログラミング的思考とは?ゲームで遊びながら伸ばす“考える力”の育て方

物だけじゃない!入学前に親子で進めたい生活・学習・心の準備

小学生の親子

小学校入学は、子供にとって新しい環境への大きな一歩です。
学用品などの物を揃えるだけでなく、新しい生活にスムーズに適応できるよう、生活面、学習面、そして心の準備を親子で一緒に進めることが大切です。

安心して楽しい学校生活をスタートするために、入学前に家庭でできる準備について考えていきましょう。
子供が自分でできることを少しずつ増やしていく過程が、自信につながります。

早寝早起きなど小学校生活に向けたリズムの整え方

小学校に入学すると、登校時間が決まっているため、朝は忙しくなります。
幼稚園や保育園の時よりも早い時間に起きる必要がある家庭も多いでしょう。
そのため、入学前から少しずつ早寝早起きの習慣をつけ、朝型の生活リズムに切り替えていくことが重要です。

夜は決まった時間に布団に入り、朝は余裕を持って起きる練習を始めましょう。
朝食をしっかり食べ、自分で着替えや準備をする時間を確保することで、毎朝の支度がスムーズになります。
規則正しい生活は、子供の心と体の健康の基盤となります。

自分のことは自分で!身につけておきたい7つの生活習慣

小学校では、集団生活の中で自分のことを自分で行う場面が増えます。
入学前に基本的な生活習慣を身につけておくと、子供は自信を持って学校生活をスタートできます。
具体的には、「一人で着替えができる」「トイレに一人で行き、後始末ができる」「好き嫌いせず給食を食べられる」「あいさつや返事ができる」「話を聞く姿勢」「持ち物の準備や片付け」「時間を守る意識」などを家庭で練習しておくと良いでしょう。

完璧にできなくても、自分でやろうとする姿勢を育てることが大切です。

通学路の危険な場所を親子で歩いてチェック

子供が一人で安全に通学できるよう、事前に通学路を親子で一緒に歩いて確認することが非常に重要です。
実際に歩いてみることで、交通量の多い交差点、見通しの悪い角、工事中の場所など、地図上では分からない危険な箇所を具体的に把握できます。

横断歩道の渡り方や信号の待ち方といった交通ルールを教えるだけでなく、「こども110番の家」の場所を確認したり、万が一の時に助けを求められる場所を伝えたりすることも大切です。
この事前準備が、登下校中の予期せぬ問題から子供を守ることにつながります。

ひらがなの読み書きはどこまで必要?学習面の準備

入学前にひらがなの読み書きが完璧である必要はありません。
小学校では、一から丁寧に教えてくれます。
しかし、自分の名前が読める、簡単なひらがながいくつか読めるといったレベルだと、学校生活がよりスムーズに始められるでしょう。

学習面で大切なのは、読み書きのスキルよりも「学ぶ意欲」です。
絵本の読み聞かせをしたり、親子で文字に親しんだりする中で、学ぶことの楽しさを伝えることが重要です。

無理に詰め込むよりも、遊びの延長で文字や数に触れられる教材・知育玩具を使うと取り組みやすい子もいます(参考:買ってよかったおもちゃ6歳!男の子・女の子別人気の知育玩具)。
小学生になることへの期待感を高め、知的好奇心を育むような関わりを心がけましょう。

不安を期待に変える!親子でできる心の準備

新しい環境に飛び込むにあたり、子供が不安を感じるのは自然なことです。
その不安を和らげ、小学校生活への期待感を高めるためには、親子のコミュニケーションが鍵となります。
入学する小学校の近くを散歩したり、学校の楽しそうな行事について話したり、「お友達がたくさんできるといいね」といった前向きな言葉をかけたりすることが有効です。

また、親自身の不安な気持ちは子供に伝わりやすいため、保護者もゆったりとした気持ちで構えることが大切です。
親子で一緒に期待を膨らませる準備をしましょう。

小学校の入学準備に関するよくある質問

疑問イメージ

初めての小学校入学準備では、分からないことや不安なことがたくさん出てきます。
ランドセル選びの最適な時期や、手作り品の要否、費用のことなど、多くの保護者が同じような疑問を抱えています。

ここでは、入学準備に関して特によく寄せられる質問とその回答をまとめました。
疑問点を解消し、安心して準備を進めるための参考にしてください。

Q:ランドセルの購入はいつ頃が最適ですか?

ランドセルの購入は、年々早まる傾向にあり、入学前年の4月~8月頃がピークです。
人気の工房系やブランドのランドセルは、夏休み前に完売することも珍しくありません。
遅くとも秋までには購入を終える家庭が多いため、年長の春から情報収集を始め、夏までには決定するのがおすすめです。

Q:手提げバッグや巾着はすべて手作りする必要がありますか?

必ずしもすべて手作りする必要はありません。
学校によってはサイズ指定があるため、その規定さえ満たしていれば市販品でも問題ない場合がほとんどです。

裁縫が苦手な場合は、市販の布製品を活用したり、サイズオーダーサービスを利用したりするのも良い方法です。
まずは入学説明会で持ち物の詳細を確認しましょう。

Q:入学準備にかかる費用は合計でいくらくらい見込めば良いですか?

入学準備にかかる費用は、ランドセルや学習机などの大きな買い物を含めると、一般的に10万円~15万円程度が目安とされています。
ただし、制服の有無や購入するアイテムの価格によって大きく変動します。
必要なものをリストアップし、計画的にお金を用意しておくことが大切です。

まとめ|焦らず進めるコツは「前倒し」より「分ける」こと

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小学校の入学準備は、ランドセル選びや就学時健診、入学説明会、学用品の購入・名前付けなど、やることが意外と多くて焦りやすいものです。
だからこそ、全部を一気に片づけようとせず、「今月はここまで」と区切りながら進めると、負担が軽くなります。

準備の期間は、ただの作業ではなく、子どもが新しい生活に慣れていくための大切な時間でもあります。
できる範囲で親子で話しながら、「自分でできること」を少しずつ増やしていけば十分です。

もし迷ったときは、入学説明会の前後で「確認すること」「揃えるもの」「生活リズム」を分けて考えると整理しやすくなります。
焦らず一歩ずつ進めて、入学の日を安心して迎えられる準備につなげてください。

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